オルソリバース 2026.01.07
富士山
先日、大阪の叔父が亡くなった。聞くと、コロナウイルス感染からの肺炎が原因ということである。まだ81歳だった。
1ヶ月ほど前から咳が止まらなくなり、すぐに入院したが、その後わずか6日後に病院で息を引き取ったという。あっという間だったようだ。家族葬のあと連絡を受けたので、とにかく仏前に線香を上げに日曜日新幹線で大阪に向かうことにした。
私の父は早くに亡くなったため、叔父は父にかわり私の兄妹を気かけ、これまでいろいろと話を聞いてもらったり、面倒をみてくれたりして、大変お世話になっていた。いつも元気で、明るい叔父は、多くの人に慕われた人であった。
早朝に新横浜駅から新幹線に乗り込むと、いつも通り富士山が見えてくる。早朝の冬、澄んだ空気のもと、積雪の始まったばかりの山頂が窓越しにゆっくり流れていく。叔父が他界したこと以外は何も変わらない日常であり景色であるが、私には富士が特別綺麗に思えた。
珍しく「右手に富士が望めます。」と車内アナウンスが流れた。
(YN)