細胞培養基材

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再生医療で注目される効率的な細胞培養

 再生医療、細胞医薬品やバイオ医薬品等の開発においては、体内で不足する細胞や液性因子等を細胞培養により体外で大量に生産したのち、再び患者に投与するという治療法が研究されています。このような治療法の場合、より短期間で必要な数の細胞を培養させることが重要な課題となります。効率の良い細胞培養にはいくつかの必要な条件がありますが、当社はその中で、体内での細胞増殖を行う環境に似た構造を提供する培養基材を開発しています。
細胞の培養・増殖を効果的に行うために、細胞培養基材はいくつかの条件を備えている必要があります。(a) 細胞が接着できる隙間が十分確保されていること、(b) その隙間がいくつも重なり且つ繋がっていること、(c) さらに隙間の表面積が広いこと等です。
当社が開発した細胞培養基材の特長

カスタマイズできる細胞培養基材

 当社が開発し製造販売する細胞培養基材は、不織布状にしたマイクロファイバーで構成され、足場材(スキャフォールド)として効率の良い細胞増殖の環境を作ります。
マイクロファイバーという性質上、細胞が接着する表面積が大きく、ファイバー間での隙間も細胞の大きさに合わせてより接着しやすい大きさに調整しています。繊維どうしの隙間も繋がっていることから、細胞が増殖するに従ってその隙間を埋めるように細胞が広がって増える構造となっています。
培養細胞とひとくちに言っても、培養方法と培養対象の細胞の種類、培地の種類、抽出する目的などさまざまです。そのため当社は顧客のリクエストに応じて、繊維径や繊維の配列、隙間の大きさ、練り込む成分等をカスタマイズし、目的に合った細胞培養基材を製品として提供することが可能です。
当社が開発した幹細胞培養シートの特徴

研究用幹細胞抽出培養シート

 当社の細胞培養基材のいわば標準品として発売しているのが、研究用幹細胞抽出培養シートです。その名のとおり、幹細胞を抽出・培養するためのシートです。このシートは沖縄県の助成金を受けて琉球大学と共同で開発したもので、人工骨充填材レボシスを産んだ当社の「マイクロファイバーによる足場材製造技術」を活かした、生体吸収性ポリマーを主成分とする繊維状物をベースとしています。本シートを使うことで、容易に且つ低コストで幹細胞を抽出・培養できるだけでなく、生体吸収性の三次元組織再生足場材としても機能します。
 製品化された幹細胞抽出培養シートは「研究用」ですが、当社は再生医療を身近なものにするためにきわめて重要な幹細胞を抽出培養する技術をさらに磨いていく計画です。将来的には、骨の大欠損部の治療、中枢神経麻痺の治療、乳房の再建、臓器の再生といった再生医療に貢献できるよう、さらに研究を進めていきます。
 当社にとってレボシス、レボシスQDSに次ぐ製品となる研究機関向け
「幹細胞抽出培養シート」(直径23mm、厚さ0.2mmのシート×10枚セット)。

購入申し込みは info@orthorebirth.com

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