綿形状の人工骨充塡材 Rebossis 誕生-ORTHOREBIRTH-

ReBOSSIS（レボシス）は綿のような形状の人工骨充填材です。米国、台湾、インドなど海外向け製品を『ReBOSSIS®』、日本市場向けの整形外科用製品を『レボシス-J®』、口腔外科用製品を販売委託先に応じて『レボシス-MS』『レボシス-MT』『レボシス-MK』と名づけました。これらの総称としてReBOSSISシリーズと呼びます。
ReBOSSISもレボシス-J、レボシス-MS、レボシス-MT、レボシス-MKも主成分はβ-TCPと生体吸収性ポリマーです。基本的には同じものですが、日本市場向けのレボシス製品には改良を加えています。
綿形状ですからブロック状の人工骨のように、骨の欠損部分のサイズに合わせて加工する必要もなく、また、充塡部からこぼれ落ちる可能性のある顆粒状人工骨に較べて扱い易さが異なります。このハンドリングのよさに加えて、弾力性と復元力を備えていることも既存の人工骨との大きな違いです。
弾力性と復元力のあるReBOSSISは、どの部位でもどのような大きさの欠損部であっても、短時間で確実に充填できるのです。そのうえ収まりがよく脱落も起きず、治癒後には充填した人工骨全体が自身の骨と置き換わります。

製品の販売委託先は以下のとおりです。

米国市場向け
『ReBOSSIS®』： KYOCERA Medical Technologies, Inc.
日本市場向け／整形外科用
『レボシスーJ®』：帝人ナカシマメディカル株式会社
日本市場向け／口腔外科・形成外科用
『レボシス-MS』：松風バイオフィックス株式会社
『レボシス-MT』：帝人メディカルテクノロジー株式会社
『レボシス-MK』：京セラ株式会社